Posted on Sep 22, 2017

こんにちは!インターン生の松岡です。

時間が経つのは早いもので、私のインターンシップ期間も残り4日になりました…。残り期間もやれるだけのことをしていきたいと思います!

さて、今回は先日お邪魔しました、Helsingin Villasukkatehdas (Helsinki Woollen Sock Factory) さんについてご紹介します。

Helsingin Villasukkatehdas(ヘルシンギン・ヴィッラシュッカテヘダス)さんはフィンランドの首都ヘルシンキに位置するウールソックスに特化した会社です。

なんとこのHelsingin Villasukkatehdasさん、世界で唯一の工場なんです。何が世界で唯一なのかというと、この工場には約100年の歴史を持ち、未だに動き続けている機械があるのです。そして、その機械によって靴下は生産されています。これが世界で唯一のワケなのです。

現在稼働している機械は7体で、1体につき1時間で25~30ピースの靴下の原型を生産しているそう。計算すると1ピース約2分ほどで出来あがります。とても100年前にデザインされた機械の仕事とは思えないスピードです…!そんな立派な仕事ぶりを発揮する機械も100年動いていればメンテナンスは必須です。ユッカ・ペソネン(Jukka Pesonen)さんが日々整備をして、機械の健康を保っています。

もう一つ、この工場には興味深い特徴があります。それは、工場内でのパソコン・携帯等の使用禁止というルールです。

私も聞いた時は驚きましたが、社長のユッカペッカ・クンプライネン(Jukka-Pekka Kumpulainen)さんの机を見て納得。机上にパソコンはなく、ケータイの代わりに立派なダイヤル式電話機が。このルールは社長の趣味に由来しています。社長室をみても昔のコインゲームやラジオなど昔懐かしい雰囲気の家具で揃えられていました。

もちろん、パソコン等を使わないというわけにいもいかないので使用可の場所を設けているとのことで見せていただきましたが、なんとも日本でいう喫煙所のような雰囲気を醸し出していました…。

また、お話を聞く中で素敵な取り組みだなと思ったものが2つあります。

一つ目は、靴下を生産する中でどうしても出てくる端切れをテディベア等にして託児所に送る取り組みです。材料を無駄にしない姿勢と社会貢献が両立されていました。

もう一つは、1日のスケジュールがきっちりと決められていることです。これによって従業員の方が残業することもなくそれぞれ仕事以外の時間も確保できています。当たり前のことですが、彼らが明言しているように、従業員の方を大切にすることでその分仕事の質も上がるのだと思います。

そして、工場が生産している唯一の製品、ウールの靴下。全部で9色あるのですが、色の名前がとっても素敵なんです…!赤色はリンゴンベリーレッド(PUOLUKANPUNAINEN)、ピンク色はラズベリーレッド(VADELMANPUNAINEN)、青色はブルーベリーブルー(MUSTIKANSININEN)など自然から名前を取っていて、自然と暮らしているフィンランドならではだなと感じました。

毛糸は、ウール70%ナイロン30%のブレンド糸を使用しています。この糸のおかげで丈夫で長持ち、煩雑なお手入れが不要な靴下に出来あがります。30℃という推奨温度はありますが、洗濯機での選択が可能です。気軽にウールソックスのぬくぬくを楽しめるのは嬉しいですよね!

そしてこの糸を機械で靴下の形にした後は、不要な糸を取り除いたり、つま先部分を縫い合わせたりと人の手によって仕上げていきます。染める必要のないグレーの靴下は工場内で洗浄され、色物はまた別の染工場に送られます。戻ってきたものは型にはめて乾燥され、不備がないか2度のチェックがされた後にようやく靴下の出来上がりです!

内容がまとまっている気がしませんが、それだけ伝えるべきことがたくさんあるユニークな会社・靴下・人々でした!

英語版のHPもあるようなので気になった方は覗いてみてはいかがでしょうか。

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